今日のテーマは、トレンド転換の見極め方についてです。
トレンドの転換が分かれば、順張りでも、逆張りでも、
とにかく有利に取引を進めていくことができます。
それでは、一体どんな見方をすれば見極められるのでしょうか?

それは、ずばり、
「DMI・オシレータ系・トレンド系・の融合」
です。

トレンド転換は1つの指標で見極めることは、
非常に難しいです。
なので、いろんな指標を組み合わせていくのが有効です。
その中でも、ポイントなのが「DMI」です。

では順番に、解説していきましょう。

まずは、「トレンド系」。
代表的な物で、「一目均衡表」というのがあります。

これは、転換線、基準線、遅行スパン、を見ていきます。
転換線とは、「(過去9日間の高値+安値)/2」
基準線とは、「(過去26日間の高値+安値)/2」
で表されるもので、移動平均線の短期線、長期線、のようなイメージです。
なので、ゴールデンクロス、デッドクロスもあります。

遅行スパンは、終値を26日後ろにずらしたもので、
単純にグラフを左にずらすイメージなので、
遅行スパン線が為替の上にあれば、
上昇トレンドと言えます。

このようにトレンド系指標でトレンドを判断出来るのですが、
注しないといけないのが、「ボックス相場」の時です。

ボックス相場とは、上がり下がりを繰り返しどちらのトレンドにもならないときです。
そういう時は、トレンド指標は役に立ちません。
トレンドというほどの大きな動きにならないのです。

そんな時はどうすればいいか。
「オシレータ系」が力を発揮します。
代表的な物で「RSI」が有名です。

これは、買われすぎ、売られすぎ、を判断する指標です。
ボックス相場の動きでも、RSIは顕著に現れます。
買われすぎたら、売り。
売られすぎたら、買い。
これで行けます。

という事は、
トレンド強い時は、「トレンド系」
ボックス相場は、「オシレータ系」
これは分かりましたね。

ここで1つ問題が出てきますね。

「今はトレンドなのか、ボックス相場なのか」
この判断が重要になってきます。

こんな時に使えるのが、「DMI」です。
これは、一定期間の価格変化の方向を数値化して、
トレンドの強弱を見る物です。

+DI、ーDI、ADX
の3つの線がありそれぞれ、
上昇、下落、トレンドの強さ、を表しています。
+DIがーDIより上にあれば、上昇トレンドです。
さらにADXが高い位置にあれば、そのトレンドは強いという事です。

これを組み合わせれば、
オシレータ、トレンド、何を見ればいいか判断しやすくなり、
かなり勝率をあげられることでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
3つの指標を組み合わせて行くことで、
有利な取引をしていきましょう。