FXで負けない取引をするためには？

日本において、年金問題や雇用問題、最近ではコロナなど生活に不安を抱えることが多くなってきました。

それで、自分の力で稼ごうと副業をやり始めている人が続出しています。

その副業の中にFＸも含まれており、参入者が増えております。

しかし、ＦＸで勝ち続けている人は今も昔も少数です。

それはやはり、やり方や考え方が間違っていることが多いからです。

今回は、そんな中でＦＸで負けない取引をするために必要なことを挙げていきたいと思います。

FX初心者がするべき最も大事なこと！

FXを始めたての頃は為替相場に対して知識が浅いので、「大きく稼ぐ」ということをしてしまいがちです！

稼ぎたいからFXを始めたという動機はよくあることですが、その認識を改めるところから始めないといけません。

その上で、FXで最も大事なのは「損失を最大限に抑えること」です！

仮に１０回勝ち続けても１回の負けで今までのトータルがマイナスになるなどよくあることで、損失があまりにも大きいと１発でFX市場から退場というのもよくあります。

長く安定的にやっていくためにも損失の抑え方を知らないといけません。

逆にこれを知っておくと、自分の技術が上がるにつれて損失も減っていくので毎回決まった勝ち方ができるようになっていきます！

２.　損切りの決め方

損切りの決め方は主に２つあります。

【金額で決める】

例えば、資金が１００万円の場合は１回のトレードで損切りとしては資金の３～１０％で３～１０万円を損切りとして考えます。

狭く取るなら大体３～５％で損切り、広く取るなら１０％が目安となります。

１回の取引や全体の取引で資金の２０％（２０万円）を超えるようであればレッドゾーンになります。

さらに資金の３５％以上（３５万円以上）を損切りするようものならアウトになります。

このように分類されるので、資金の２０％を超えないように心がけよう！

【為替相場（チャート）で決める】

ロウソク足が表示されている「trading view」や「MT4、MT5」を使ったテクニカル分析で損切りの度合いを決めていきます。

例えば、今ショート（売り）にエントリーしたとして、直近の最高値を超えるようであれば損切りしようなど、チャート分析してロウソク足にラインを引いた状態で考えていきます。

一般的には全体の最安値、最高値、直近の最安値、最高値などを損切りラインとして考えることが多いです。

ただし、上手くなっていくとそれ以外の損切りラインも考えることができるようになっていきます。そうすると、損切のパーセンテージも下がっていくのでメンタル的にも金銭的にも余裕を持つことができるようになっていきます！

基本的には金額とチャートで損切りの度合いを決めることになります。

理想としては、１回の取引で資金の５％までを損切りの目安とし、チャートでは直近の最高値、最安値を損切りとできるようになることがＦＸで負けない取引となっていきます。

• インジケータを使う際の注意点！

チャート分析を始めたてのときはインジケータを最初に勉強して使いだすと思いますが、注意が必要です。

どの部分に注意するかというと、「インジケータ単体だけで見てはいけない」ということです！

例えば、「ストキャスティックス」というインジケータを導入して、今の相場に対してストキャス（ストキャスティックスの略語）８０以上超えたらから買われすぎで、売られやすくなるのでショートで仕掛けようなど、それ単体でやろうとしても「騙し」にあって逆にロングの方向に相場が進むこともよくあります。

この騙しを軽減させるためにもインジケータだけでなく、ロウソク足の動き（プライスアクション）に注目していく必要があります。

先ほどの例えのストキャス８０以上の前に、メインチャートの方で直近の高値の方で高値ラインに対してロウソク足が反発して少し下降して上がったときにそのストキャス８０超えてから狙うなどの「ロウソク足の動きとインジケータの組み合わせ」が大事になります！

これもＦＸで負けない取引の中で大事な内容になります！

さらにもう１つ注意する点としては「インジケータの組み合わせ」だけでトレードすることです。

初心者あるあるですが、インジケータを組み合わせれば組み合わせるだけ勝ちやすくなると思っている方がたくさんいます。

しかし実際にやってみると、組み合わせを多くしたからといって勝ちが増えていないことに気づいていきます。

結局、インジケータの組み合わせを増やしてもロウソク足の動きも根拠に入れてやらないといけません。

補足として、インジケータの中にはFＸの利幅を伸ばすのに利用できるものや、インジケータの種類によってはトレード根拠の強弱の区別もあるので、それらも考えながらやると良いです。

• インジケータだけに頼るな！

先ほど説明したとおり、インジケータだけに頼ると「騙し」が多くなり、エントリーした方向と逆向きに相場が進むことが多くなります。

なので、インジケータを見ながらロウソク足の動きとセットで見るということが大事です！

さらにその先を考えるのであれば、「ロウソク足の動き」と「波の動き」を軸にトレードしていくことが安全な勝ち方につながっていきます。

これらをメインにしていくと、

・損切りが少なくなる

・エントリーしてからのムラが減る

といったような、資金的にもメンタル的にも安全なＦＸ取引へとつながっていきます。